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つくり手の言葉

今年の冬は日射がレベチ!?

冬真っただ中ですね。

各地で記録的な寒波が訪れ、先日も大風が吹きました。

でも、個人的には今年の冬は比較的寒くないという感覚があります。

実は、同じように感じている施主様が複数いらっしゃいます。

というのも、複数の施主様から、

「例年より室内の温度が上がりやすい」

「例年以上に設定温度よりも、実際の室温が高くなる」

というご意見を頂いています。

意見を頂いたのは、UA値でいうと、0.3w/㎡k前後の断熱性能で、数年暮らしているご家族。

かく言う私の自宅(UA値0.6)でも、日中室温が高くなるケースが例年より多いと感じていました。

理由は何かと少し調べてみました。

関東の冬は「晴れが多い」

気象庁のデータを見てみると、関東甲信地方の12月は、日照時間が平年より多い週が何度もありました。

東日本太平洋側の冬の日照時間が平年比117%と、統計開始以来トップクラスという記録も確認できました。

つまり、今年の冬は日照時間が長く、その影響が大きいようです。

なぜ高性能住宅ほど「温度が上がる」のか

高断熱・高気密住宅では、この日差しの影響がはっきりと表れます。

理由はシンプル。

冬の日差しの熱を取り込んで、逃がさないから。

窓設計によって、冬の日差しがたっぷりと入るように。

そして、ガラスはスーパーな断熱性能を誇りながら、併せてメチャクチャ高い日射取得率を持つ、仏サンゴバンの「Eclaz」を使用したトリプルガラス。

これだけで、ガッツりと冬に熱が室内に取り込まれます。

更に、気密・断熱性をしっかりと施工すれば、その熱を逃がさずキープ。

これが、例年に比べよりしっかりと熱を蓄えているので、結果、エアコンの設定温度より高くなりやすい状況になっているようです。

「全館暖房つけっぱなし」だけが正解ではない

という事で、日差しが入りやすい施主様にお伝えしているのが、

・晴れている日は日中エアコンをOFFにする。

・エアコンの設定温度を希望温度-3℃程度下げてみる

というもの。

高性能住宅では、日射そのものが暖房の一部として働くため、エアコンが動いていなくても快適性を保てる場合があります。

「一部無暖房」は“条件付き”で

但し、忘れないで欲しいのが、栃木県は全国でも、朝晩の温度差が大きい県であること。

日中暖かく、夜は激寒。

だから、ヒートショックリスク ワースト1のような不名誉な記録を持っている地域です。

無暖房が向いているのは、晴天の日中。

日が落ちたら、温度管理に気を配ってください。

高性能住宅に暮らしている方で、「無暖房チャレンジをするために、ちょっと寒いの我慢して暮らしていた」なんて方とお話したことがあります。

せっかく、暖かく暮らせる住宅なので、ちょっともったいない気がしてしまいますよね。

ちなみに、エアコンOFFをご提案するとたまに聞かれるのが、

「換気も切っていいの?」って質問。

換気は切っちゃダメです。

温度管理のお話と、空気質管理のお話は、別なので、あくまでも切っていいのはエアコンだけ。

自然の驚異を弱めるシェルター

住宅というのは、暑さ、寒さ、雨風や地震など自然の驚異から家族を守るシェルターだと思っています。

その自然というのは、常に一定のものではありません。

夏が暑すぎる年もあれば、冬が暖かい年もあります。

このくらいの想定って計算して設計をしますが、それを逸脱することもある。

だから、今年は、一部無暖房のご案内。

もちろん立地によって、直接日射を得にくい物件もありますので、温湿度計と体感から、無理のない範囲でお願いします。

オースタムでは、建物の性能だけでなく、その性能を活かす暮らし方も含めて今後もご提案していきますね。

今週末は構造見学会、17日(土)は4月並みの最高気温。

無暖房でお待ちしておくようかな・・・

まだ、18日(日)は、ご案内枠空いておりますので、引き続きご予約お待ちしております。

1/17(土)・18(日)Tシャツの家。断熱構造見学会

hiroyuki

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