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つくり手の言葉

外注してるとわからない!?

今季最強・最長の寒波襲来

異例の不要不急の移動自粛や、ノーマルタイヤでの高速道路侵入制限など、政府の対応が早いですね。

とにかく安全第一、人の命を守るために先んじて手を打つというのは、重要です。

これまでの後手後手の対応とは変わってきた感があります。

お住まいも我慢せずにしっかりと暖房を。

引き続き、WHOの推奨する最低室温18℃を下回らないように暮らしましょうね。

宇都宮市のように、冬の冷え込みと夏の暑さの両方が厳しい地域では、高断熱高気密住宅であること自体が、暮らしの安全性につながるります。

住宅空調講座・同期生の完成物件視察へ

さて先日、1年前に受講していた『住宅空調講座』の同期生の面々の完成物件視察にお邪魔しました。

どの物件も、設計、仕上げ、空調アイデア、体感比較など、山ほど学びがありました。

やはり、現地で実物に触れさせて頂けるのって、メチャクチャありがたいです。

段取りしてくれた皆さんに本当に感謝です。

共通言語として「住宅空調」が話せるということ

この視察に参加されているのは、栃木、茨城、千葉、神奈川から集まった工務店や設計事務所の面々。

『住宅空調講座』卒業生なので、当たり前ですが自社で高断熱・高気密設計・計算を行い、空調を設計しています。

自分たちで設計しているからこそ、建物を観た時に大枠が予測できます。

仕様やスペック、使っている材料などを聞いて、大きく外れることなく性能イメージがつくのです。

まあ、「同じこと学んでいるんだから、そりゃそうでしょ」と思いますよね。

その通り。

空調が“外注前提”なのが普通な業界

でも、家づくりをされている工務店や設計事務所であっても空調については、勘所を形式的に学んでいない事の方が普通だし、住宅の空調を共通言語として話せる集団って異常。

特に工務店という枠に絞ると、普通は、空調なんて外注です。

大手空調メーカーに依頼して、機器選定、配管などすべてを出して貰う。

かと言って、空調メーカーが断熱性能や気密性能などまで、口を出してくれる訳ではありません。

紙の上では成り立っていても、実際の現場で想定通りに行くかどうかは神のみぞ知る。

自分で設計していないと、見えないものがある

そんな人が他社の空調を見ても、「へー」としか思わないでしょう。

「このリスクを、ここで回避してるんだな。」とか、

「アレとコレを天秤にかけて、コッチを優先してるんだな。」とか、

自分で設計していないと見えないものです。

これは、プランでも、構造設計でも、性能計算でも、断熱・気密施工でも、照明計画だっていえること。

外注できる時代だからこそ、内製の価値が問われる

今どき、外注しようと思えばいくらでも対応してもらうことは可能です。

例えば、「施主様がGX補助金使いたいって言うけど、断熱わからないからやっておいて!」と言えば、断熱材メーカーやサッシメーカーが、「これとこれを組み合わせればできます!計算書類も作っておきますね!!」

って、やってくれます。

ただ、その建築会社に机上の数値と誤差が少ない施工が果たして可能でしょうか?

計算したこともない、仕様の検討をした事も無い、納まりも一期一会。

クライアントとの打ち合わせで、プラン変更がある度に構造計算し直さなければいけないので、耐震等級3を嫌がる工務店が、けっこういるとの事。

「ちゃんと設計する」工務店であるために

これも、構造計算が内製化できていないと、どこまで変更できるのか、勘所が見えないので手間はかかるし、そのたびに計算依頼してたら、費用がいくらあっても足りません。

各種設計を外注するというのは、そういう事なんですよね。

冒頭で書いた通り、気温差が大きい宇都宮市で高断熱高気密住宅を建てる場合、断熱・気密・空調・構造を分けて考えない設計体制が、住み心地を大きく左右します。

だからこそ、ちゃんと設計をしてくれる工務店や設計事務所に依頼しましょうね。

宇都宮の高断熱高気密住宅ならオースタムがいいよね。

と言ってもらえるように、引き続き腕を磨いていきたいと思います。

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※この記事は、オースタムの家づくりに対する考え方の一部をご紹介したものです。

オースタムは、宇都宮市を中心に、
高断熱高気密住宅を「設計・計算・施工」まで一貫して考える工務店です。

株式会社オースタム
鈴木博之
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