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つくり手の言葉
住宅業界の中で、小さな工務店を営んでいると、各部材メーカーに声なんか届かない。
与えられたものを買うか、完全にオリジナルで作るかの2択を迫られる。
と思うでしょ。
でも、実際は少し違います。
わざわざ宇都宮まで足を運んで、意見を聞きに来てくれるメーカーさんもいます。
なぜかというと、設計と施工を分けずにやっていることや、実際の現場でどう使われているかまで踏み込んで話ができる工務店が、意外と少ないからです。
カタログの話ではなく、「現場でどう使われて、何が起きているか」をそのまま返せる。
そういう立ち位置だからか、結果として声がかかることがあります。
これまで、建材やエアコン、断熱材など、いろんなメーカーさんの開発に関わる部署の方が、わざわざ宇都宮まで足を運んでくれました。
あるときは使っている製品についての意見を求められ、あるときは、その時代性における製品の使い方について、今後の製品開発に向けた意見を求められたり。
いらっしゃるとなれば、こちらの意見もまとめておかなきゃいけませんので、何を伝えるべきか考えたり、実際に施工している職人にあらためて意見を聞いてみたりするわけです。

さて、先日お越しいただいたのは、プレイリーホームズさん。
輸入建材や木材の仕入れ販売をされている、愛知県名古屋市の商社さんです。
弊社では、施主様のご要望に合わせて床材の提案を変えているのですが、外材の無垢床材を発注しています。
このプレイリーホームズさんが、2023年にドイツの自然塗料「リボス」の日本総代理店となりました。
弊社でも内外装に「リボス」を使用しているため、こちらについてもご縁ができていました。
ということで今回は、自然塗料についての意見交換をさせていただきました。
メーカーさんとのこういう場は、こちらの意見を伝えるだけでなく、メーカーさん側の解説や裏話、まだ表に出ないオフレコ話など、いろいろ聞けておもしろいのです。
今回は、日本総代理店になるにあたっての関税調整の話など、我々が見えないところでたくさん苦労をしてくれている結果、価格が維持されているんだなということがよく分かりました。
勉強になるなぁ。
広報の方も同行され、私の自宅の写真を撮っていかれたので、写真がいただけたらSNSに上げますね。
こうしてメーカーさんと直接やり取りを重ねながら、現場の感覚をすり合わせていく。
その積み重ねが、結果として普段の住まいづくりにもそのまま反映されていきます。
とても楽しい時間をありがとうございました。
また、間に入って調整してくれた小堀材木店さんも、ありがとうございました。
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株式会社オースタム
鈴木博之