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つくり手の言葉

代行業者からのお誘いを断った話。

年が明けて、あっという間に1月が過ぎ去っていきました。

バタバタしすぎて、記憶がありません。

でもSNSを確認してみると、何となく何してたのか、思い出せますね。

さて、今日はそんなSNSの話。

というのも、最近ちょくちょく送られてくる広告。

SNS代行。

専門業者さんがfacebookやinstagram、ニュースレターまで代行して行ってくれるんだそうです。

数年前から、業界の研修会などでも、SNS研修なるものがたくさん開催されているようです。

多くの家を建てたいご家族の多くがインターネットを中心に情報収集をするようになり、チラシや雑誌掲載の効果が非常に小さくなってきました。

以前、人気工務店は雑誌に載っていない!? という題でブログを書いたように、コスパを考えると工務店側も告知の方法をネット上へと移行しています。

そこに対応できない建築会社さん向けに、代行サービスが出てきているという事なんです。

残念ながらオースタムは下手なりにではありますが、自分で記事投稿、文章作成しています。

観てくれている方々がは、毎度「垢抜けねぇなぁ。」と思ってくれているかもしれませんね。

でも、それでもそれがオースタムの色なんですよね。

観て頂いているものと、お会いした時のギャップが一番小さいのではないでしょうか。

これ、とても大事なことだと思います。

自社を伝える一つ一つのことを、拙くても自分たちで行うからこそ、考えている事と実際につくるもののギャップがなくなります。

毎週書いているこのブログも、読み続けてくれていて、たまに声をかけてもらえるので頑張れます。

ある意味、毎週オースタムという会社の向かっている方向を発表していると言っても過言ではないのかもしれません。

だからこそ、アウトソーシングしたり、組織が大きくなりすぎてプレーヤーと書き手が離れてしまうと、その表現は一気に陳腐になってしまいます。

インスタの写真がかっこよくて、実際に見学してみたら、あまりにも写真と違う事ってありますよね。

これ、実はプランでもあることです。

住宅プラン100選みたいなプロ用のプラン集を売っている業者さんなんかもいます。

昔、興味があって一度高いお金払って買ってみたことがあるんですが、まったく使いものになりませんでした。

一棟一棟じっくり建てる工務店にとっては、何となくまとまっているだけのプランやコストを削減することを主たる目的としたプランって意味がなかったです。

有名建築家さんの設計解説をした本などの方が、プラン数は少なくても、よっぽど為になるし実用的でした。

結局のところ、そのご家族の暮らしを表現するためには、借り物ではムズカシイということなんだと感じます。

そして、借り物じゃないからこそ、興味を持ってくれる方がいてくれるんでしょうね。

ありがとうございます。

自社の思いは人に託せないので、拙い文章やSNSですが、今後もちゃんと自分で極力無理せず書いていきますので、是非お付き合いくださいね。

hiroyuki

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