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つくり手の言葉

太陽光パネルの掃除、安易にやっちゃダメ。

今年の冬はあったかいですね。

日差しが出ていると、ポカポカでダウンを着る日数が例年よりも少なく感じます。

日差しが出ていると「自宅の太陽光発電がはたらいてくれているなー。」などと、ふと思ってしまいます。

そんな、頑張って働いてくれている太陽光発電システム、

「たまには労ってやるつもりで、表面を洗い流すのに水をかけてやろうか。」

なんて、平屋の方は思っちゃう事、あるかもしれません。

これ、ダメです。禁止!!

今日は太陽光発電システムの安易な掃除はやっちゃダメって話します。

太陽光発電システムを設置するにあたり、多くの方に聞かれるのが

「メンテナンスどうするの?定期的にパネル洗ったりしなくちゃいけないの?」

これ、システム的に故障などがあった場合には、部品交換などのメンテナンスが必要になります。

屋根上のパネルについては大量に鳥がフンを落とす環境になってしまったとか、特段の理由がなければ基本放置で大丈夫。

むしろ、あまり気にしない方がいいです。

なぜなら、状況を悪くするリスクがあるから。

具体的には、こんなシチュエーションの事です。

①太陽光発電クリーニング屋さんが訪問営業に来たよ。

 基本無視してください。やらないと発電量が落ちるとか、もったいないとか業者は言うかもしれません。

 しかし、個別で足場組んでクリーニングする費用回収するのに、どれだけの時間がかかるか考えると、

 多くの場合釣り合いません。しっかり確認を。

②平屋だから、ホースで水をかけてあげれば、お金かからないよ?

 水道水での洗浄はNGです。

 水道水にはカルキが含まれており、乾いたあとが白く残ります。

 これ、発電効率に影響します。

③屋根塗装するので、塗装屋さんが高圧洗浄してくれるって・・・

 

 上手くやらないとパネルの強化ガラスが割れることがあります。

 そもそも前述の理由から、水道水もNGです。

パネル洗浄は、電解水を使用した専用の洗浄液があるとはいえ、安易に手は出さないように。

ご自身で屋根に登るとか、もっての外。

落ちてケガしたら、それこそ割に合いません。

普段からできる事と言えば、ちゃんと発電しているか?昨年と比べて極端な変化がないかデータを確認。

鳥が巣を作ったりしていないか、普段と変わりないか外観チェック。

もし気になる場合は、まずは施工店に相談してみた方がいいでしょう。

私も、オーナーさんにあらためて周知しなきゃ。

hiroyuki

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