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つくり手の言葉
2月なのに最高気温18度。
暖冬にも程がありますよね。
かと思ったら、翌日は雪。
極端すぎてヤバいですね。
体調崩さないようにしましょうね。
さて、そんな気温の上下のなか、先日B様邸の着工研修会を行いました。
私のブログを読み続けてくださっている方は、「またその話?」と思うかもしれませんが、大事なことなので、数年に1度リバイバルで書き続けています。
さて初めて着工研修会という文字を読んだ皆様、いらっしゃいませ。
家づくりにおいて、性能やデザインはとっても大事です。
もちろん、建築会社も大事ですし、提案されるプランだって大事。
それに匹敵するくらい大事なのが、実際に建物を施工する職人さんです。
彼らナシには、どんなに理想的なプランも絵に書いたモチ。
具体化してくれるのは彼らの実力にかかっているんです。
のハズなんだけど、建築会社と住宅の打ち合わせをしている最中に、
「私の自宅建築では、大工さんは誰になりますか?電気屋は?設備屋は?」
なんて聞いたときに、どこまで答えてくれるでしょうか。
工事日程が決まって、自分の家をどんな人が施工するのか知る機会があるでしょうか。
あまり聞いたことがないですよね。
でも、あるんです。
それが弊社では、「着工研修会」。
簡単に言ってしまえば、施主様と協力業者の顔合わせ会です。
基礎、電気、設備、外壁、屋根、塗装、内装、サッシ、などなど、もちろん大工さんも含め、中心となる協力業者に参加してもらい、施主様にご紹介をさせて頂きます。
実際に、これらの業者さんは、竣工して住み始めたあとも、メンテナンスなどで引き続き顔を合わせる機会のある人たち。
だから、着工前にお会いして、人となりを知っていたら、安心して着工を迎えられますよね。
工事中も現場を見に行きやすいですよね。
職人さんだって、施主さんの顔を実際に見たら、しっかり施工するしかなくなります。
だから、忙しいみんなにお願いして、顔合わせします。
コロナで一時休止していたこともありますが、これまで建ててくれたオースタムの施主さんの多くから、
「絶対に続けたほうがいい!!」
という強い後押しをいただいて、継続しています。
狭い世界で暮らしている私たち。
オーナーさんと話している中で、
「この前、大工さんとばったりスーパーで合って立ち話したわよ。」
「ウチを工事した水道屋さん、道路向かいの工事に来てたよ。」
など、お話いただく事も間間あります。
そうやって覚えていてもらえるのって、私たちも嬉しいです。
お引渡しまでの関係にしないように。
お引渡し後、思い出に残るってだけじゃなく、建物そのものを通して、できるだけ関係がつながっていられるように。
今回も、お喜び頂けたようで何よりです。
hiroyuki