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つくり手の言葉

床面積を小さくするには、どうしたらいいの?

年末が近づいてきて、気忙しい時期になってきました。

そろそろ皆さんは、年末年始の予定は決まってきましたでしょうか?

今年のオースタムは12/30〜1/6までお休み、あらためてNewsにアップしますね。

さて、最近お客様から、

「面積を小さくするコツってありますか?」

的なご質問をいただくことがあります。

費用を抑えるに最も有効な方法として、面積を小さくという理由の方もいらっしゃいますし、

お掃除、メンテナンスなど、先々までの暮らしを趣味レーションして、必要十分なサイズ感を求めているという方もいらっしゃいます。

さて、では床面積を小さくするには、どんなポイントがあるでしょうか。

もちろん、闇雲に全体を小さくするってのは、やっぱりNGです。

住み始めてから、どの部屋に行っても「小さくしちゃったなぁ」って頭の隅に残りやすいから。

だから、まずはちゃんと優先順位を付けて、絶対に小さくしたくない、こだわりと、「多少なら良しとするか」の線引をしましょう。

その上で、考えていきたいのが、「部屋の用途を如何に重ねるか?」。

用途を重ねると言われてもピンと来ないかもしれませんね。

詰まるところ、「2つの部屋を1つにできないか?」という検討です。

例えば、リビング、ダイニング、キッチンが全て別の部屋だった時代があります。

各部屋の用途は別々ですから、元は当然ですよね。

3つの部屋ということは、各部屋に十分な広さが必要な上に、その部屋に行くための通路もある状態。

これが、LDKという名称になると、ひとつの部屋に変わります。

一体化することによって、スペースは省略され、ひとつの空間に用途が集約されます。

一体化しても差し支えない部屋ないかな?って考えます。

たとえば、ウォークインクローゼットと廊下を兼用できないかな?

室内干しスペースを寝室に持ってこれないかな?

必要なときだけリビングをセパレートできるようにして客間を作れないかな?

などなど、もちろんご自身で考えるのは難しいでしょうから、相談している建築士さんにアドバイスを求めるのが良いですよね。

ちなみに、全館空調の住まいだと、ドアを開け放つことができたり、部屋区切りがなくなったり、吹き抜け空間を作ることにデメリットがなくなったりと、同じ面積の住まいをより広く感じることができる空間設計が可能です。

同じ面積なのに、広さが変わるなんて得した気持ちになりますね。

私の24坪の自宅、見学された方の多くが、「思ってたより全然広い」と言っていただける空間です。

1月19日に相談会開催します。

近々、ホームページに予約サイトアップしますので、ぜひご予約くださいね。

hiroyuki

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