土地の形状を最大限に生かして
斜めに角度をつけたL字型の家

2人目の子どもが生まれ、1LDKの賃貸暮らしが手狭になってきたIさんご夫妻は、奥さんの実家の土地を譲り受け、新居を構えることを決意。住宅性能を重視して会社探しを続けて出会ったのが「オースタム」でした。

高断熱・高気密×全館空調による快適な室内環境に加え、ナチュラルテイストのシンプルなデザインも好みにぴったりだったので、迷うことなく新築の依頼を決めました。「住宅展示場のモデルハウスはどれも自由度が低いように感じたので、性能もデザインも、私たちの希望を叶えるにはやっぱり地元の工務店が最適と思いましたね」と、Iさんは振り返ります。

完成した新居は、変形台形のような敷地の形状を生かして斜めに角度をつけたL字型の住まいです。子どもが巣立ったあとのことを考え、平屋にしたかったというご夫妻の希望も叶えられました。「もともと真四角な家にはしたくなかったのもあり、提案された間取りにはなるほどと納得しました。微調整はもちろんしてもらいましたが、今の形はほぼファーストプランのままなんです」と、Iさんは話します。

「以前は独立した小部屋のようなキッチンでしたが、狭いうえに熱がこもってとても不便でした」と語る奥さんは、新居のキッチンにこだわりました。回遊できるアイランド型の対面式とし、家族でキッチンに立っても動きやすい広さと豊富な収納スペースを確保したキッチンは、リビング越しに庭まで見渡すことができ、おおらかな気持ちで料理が楽しめます。

戸建て暮らしになったことで、ご夫妻はずっと願っていた猫との暮らしも実現できました。プラン時からいつか猫を迎え入れたときのことを考え、キャットウォークを希望。オースタムでは、構造を生かす形でキャットウォークを提案しました。また、収納スペースの確保も考慮して設えたスキップフロアは、その一部を利用して猫たちのトイレスペースを確保。今は2023年に家族となった2匹の猫が住まいを楽しんでくれています。

「これがいい、あれがいいではなく、日々の暮らしにおいて悪いところが見つからないということが、オースタムとの家づくりで正解だったんだなと思わせてくれます」と、Iさんは満足げに語ってくれました。